今朝はもう夏だった。6時過ぎの日差しがもうじりじりと肌を焼きつける。こんなじゃ日中どうなってしまうのだろう。
主人は外での肉体労働、暑さには気をつけようにもできることは限られてくる。心して自分の体を守らないと、暑さにやられるし、集中を欠くと本当にすぐにあの世行きとなる。今の現場は、とても広いので工区が分かれていくつもあるのだけれど、他のところで、死亡事故、腕をなくす事故、雷に打たれる事故が起きている。
今日は高いところにのぼる作業。足場が機械のオイルまみれで滑るし、ハーネス(命綱)をつける場所があまりないそうで、危険度が増している。
前に、怖くないのかと尋ねたことがある。私だったら足がすくんで腰が引けてしまうに違いないから。主人いわく、そんなこと言っていたら仕事はできない、できない奴は辞めていく、とのことだった。問いの答えは聞かずとも分かることだった、怖くないはずはないんだ。
✳︎主人のお弁当
今日も梅干と大葉の混ぜご飯。それに、卵焼き、切干大根、ししゃもの南蛮漬け、おでんはつみれとボール(魚なすり身を丸めたもの)と大根とにんじん、あとはこまごましたもの、大根の皮の漬物、しょうがの甘醤油漬け、こんぶ、たくわん
日差し眩しい東の空、もう夏。
上の方をみれば、、ツバメたち、雛(ひな)が飛ぶ練習を始めていた。
親鳥に誘われて、危なっかしく、でも勢いよく空をいくツバメの雛達。もう雛とは言わないのかな、ツバメのこども達。
自然って素敵。生き物たちも本当に素敵。人間だって、本来、生き物だよね、本来もなにも、生き物なんだよね。