今朝は西からの風。偏西風というのかな、少し調べたら恒常的に日本の上空に吹いているものらしい。
風が吹くと、何かを知らされているみたい、何かを告げられているみたい。
心に吹き荒ぶ叫び、夜空を突く獣の咆哮、緑に煌めく木漏れ日、自転車でくだる坂道、ふわふわ揺れる子どもの髪の毛、舞いあがる砂埃、、心にある情景には、風を、風を感じる。
風、、昨日、私に風が吹いた。ざぁっと、広い草っ原を吹き抜けて、そう、麦わら帽子がふわっと空に舞い上がるような、上向きの風。
風ばかりは、自分のうちから吹かせることはできないな、吹いてくるものだもの。もしくは、自分が外に働きかけて起こすものだな。
昨日は、私は、潤った優しい風に恵まれた。これは上昇気流、これにのっていこう、羽を広げて。
今朝の空。東の空高く。
西からの風が強いけれど、日差しも負けまいとして、雲が慌ただしく流れて、そして、遥か上方にはキラッと青空がのぞいて、、うごめく空模様、心の中のよう。
さあ、進もう!