*ガテムス弁当*

ガテン夫と愛娘のお弁当の記録

お弁当(娘)220608 あたたかいからだ

今夜は娘4歳の希望でまたしてもベランダキャンプ。ベランダにテントを張って、寝袋を持ち込んで、その中にお布団をしいて、、前回寒かったから、暖かいように娘をしっかりくるむようにして、横になっている。車が通り過ぎる音、飛行機が上空高くを通り過ぎる音、よそのお家の生活音、いろいろ聞こえる。外気があると呼吸が深くなっていいな。

✳︎娘のお弁当

ひじきごはん、卵焼き、大根の皮の漬物、きゅうりお味噌、オレンジ

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✳︎おやつは、おにぎり。ほっけの混ぜご飯、手にお醤油をつけて少し塩気を追加して。明日はもう少しおやつらしい、甘いものを用意できたらいいかな。
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帰ってきて食パン2枚。お昼のお弁当、朝ごはん夜ごはん、食べる量が日によって大きく変わることがある、少し心配だけれど、なんとかなるかな。

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いちごジャムのパン、食べかけの一枚目とおかわりの二枚目。
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夕方の空、娘があっ!と声をあげて知らせてくれたお月さま、なんだか久しぶりに見上げた気分、綺麗だな。
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南寄りのほぼ天頂、頭上高く

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刻々と暮れてゆく
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娘は眠っている。いちにち元気に動き回ったのだもの、よく休んで、また明日に向けて、いまは生気充足の時間だね。

それにしても、なんて体のあたたかいこと、ほかほかしている。私はもう少しだけ眠れぬ夜を過ごすのかな。娘のぬくもりが、ふわふわの腕や足、すべすべの体すべてが、触れるだけで私を癒してくれる。

娘のぬくもりに包まれて、よく思い出すのは、九州は大分県の保戸島の戦争体験の話、授業中の小学校が空爆されて児童らが多数犠牲になった話だ。

爆撃されて、校舎から吹き飛ばされて散らばった子どもの遺体の一部いちぶ、腕や、手や、足やを、親が拾っていったのだと、そんな時、落ちていたものがひっかかっていたものが、手だけであろうと足だけであろうと、自分の子のものだと分かるものなのだと、、それを探して歩いて、、それは地獄の有様であったという。当事者でないけれどその部分だけはわかる気がしてならない。毎日まいにち眺めつ、なでつ、いつくしんだ子ども、その身体、バラバラであろうと分からないはずがないだろうと、、なんて悲しいこと、思うだけで涙が出そうだ。けれどもこれは遠い日のお話ではなく、いままたこの瞬間にも同じ恐怖におののき、悲しみにくれている人たちがいるんだ、アクセスしようと思えば辿り着ける場所で、いまこの時に。思い出に泣いている場合ではないのに、私は何をしているのだろう。

ウクライナへの侵略による戦闘はまだまだ続くと言われているとニュースでみた。

そして、ウクライナが恐れることは、世界の関心が乏しくなることだとも読んだ。

ウクライナへの侵略に関心を示さなくなることは、侵略するという行為、平和を脅かす行為を見過ごすことを許すことになる、と、私は思う。

私は自分は無力に近いくらい非力ではあるけれどけして無力ではないと思っているから、目に見える何かを、いま、そして今後も、成し得ることはないかもしれないけれど、それでも、平和を願う気持ちをいつもいつまでも持ち続けていたいと思う。

どんな理屈にも、シンプルに悪いものは悪いと声をあげたいと思う。戦争の『せ』の字も知らない子どもが、亡くなり、悲しみ、痛みを負うことを正当化する理論や理屈などこの世にない、あってならないと思うからだ。

どうかひとりでも多くの子どもが泣かないで済む世界になりますように。