*ガテムス弁当*

ガテン夫と愛娘のお弁当の記録

お弁当(夫)220528 いちごの白和え(しらあえ)

最近、とあるお料理屋さんで、ふと口にした食物に心深く癒されることがあった。

一度目は、いちごの白和え(しらあえ)、お通しに盛り合わされたみっつの品のひとつで、赤色をしていたので、私は最初タコかなと思ったのだけれど、舌にのせれば、ひんやりみずみずしい控えめな甘さで、その意外性と美味しさとで、びっくりして声が出てしまった、これはなに、いちごなのかと。店員さんがいちごのしらあえと教えてくれた。

二度目は、、はすいも(白芋)の芽の部分。お刺身のつけ合わせに添えられていて、見た目はやさしげなセロリのようだった。味の印象は、滝。流れ落ち滴る(したたる)水しぶきをかみしめているようで清涼なのどごし、少しお醤油をつけて食べた。聞けば、はすいもというお芋の芽の部分、とのことで、そんなものがこの世にあったとは、とまた感嘆しきり。

料理は道。奥が深くて広い。その道を極めている人の作り出すものは、素晴らしいな。感嘆しつつ主人とああでもないこうでもないと、短い時間を過ごす、そう、早めの仕事帰りから娘4歳のお迎えまでの少しの間に、夫婦にはそんな秘密の時があるんだ。そして、そんな一瞬をまばゆくきらめかせるお料理があるんだ。

✳︎主人のお弁当

鮭と大葉の酢飯、卵焼き、ローストビーフのレタスのサラダ、オレンジ、きゅうり塩もみ、しょうが甘醤油漬け、大根の皮の漬物、梅干し

f:id:gatemusubento:20220528075308j:image

今週もラストいちにち、あとひと息、無事にいって帰ってきてください、怪我がありませんように。