今朝は白い空、ゴォと風が唸って灰色の雲がズズズと流されていた。主人は小雨が吹き付けるのを切り分けるようにして出勤していった。
転倒や、風にあおられて何かが倒れてきたりと、雨風の日の現場は事故が多くなる。あめちゅう(雨中)といって雨だと中止になることもあったのだけれど、最近は滅多にそうならない。
でもほんと、こんなに文明が発達したって、雨のひとつ、どうにでも好きにすることができないんだもの、、自然からみれば、人ひとりなんて、風に吹かれて揺れる、群生する葦(あし)の、ほんのいっぽんに過ぎないくらいのものなんだろうな。そうだな、それなら、今日も、おおらかに、好きなようにやっていけばいいんだ、いっぽんの葦として。
✳︎主人のお弁当
サバと大葉と生姜のまぜごはん、卵焼き、ミニハンバーグ、生姜の甘醤油漬け、大根の皮の漬物、みょうが甘酢漬け
昨日の夕方、南の空。このあと、雲の隙間から星がきらりと輝くのが見えた。南風が吹いていた。
今朝の空、東の空。