昨夜も帰宅の道すがら、自転車で駆け抜ける視界に桜が揺れていた。白い筋がたくさん流れていくように見えた。
年々、桜が美しさを増していくよう。きっとあの桜、私がこの世からいなくなっても、毎年花を咲かせるのだろうな。
私は木になりたいかもしれない。なんだったかな、オリンポスの丘かアテナイかで、老夫婦が神さまからのご褒美として、ふたり手をとりあいながら木に変身させてもらうお話があったはず。足もとから腰、喉元(のどもと)へと、固い幹に木の枝に葉に覆われて(おおわれて)、人が木に変化していくのは、子どもの頃には恐ろしいことのように感じたけれど、いまならいいかもしれない、それが桜であったりなんかしたら、なお本望、、だなんてまた空想にふけっている、これでは時間が過ぎるばかり、現実に戻らないと。
✳︎家族の朝ごはん
焼き鮭と豚汁、おから、あとはこまごましたもの、大根の塩もみ、大根の皮の漬物やきんぴら少し、生姜の甘醤油漬け、など。
今日もお待たせして、出だしの遅い朝ごはん。
娘4歳、わぁ!大好きな焼いたシャケ!少しこげてるね!と。きちんと見ているね。
おかわりの豚汁はお肉多めがいい、との要望、、これでどうかな、山盛りにしたよ。
豚汁をつくっているところ。昆布の匂いって、海に抱かれてる感じ、こころが落ち着くな。
九州からはるばる来てくれたんだ、ごぼう。
と、もうこんな時間、、
のんびりタイムはおしまいにしよう。