*ガテムス弁当*

ガテン夫と愛娘のお弁当の記録

私のお弁当

ちゃんと食べて、元気でいなくちゃと、あらためて言ってもらえることは、ありがたいことだなと思うことがあって、今日は、家族のお弁当だけじゃなくて、私のお弁当も作ってみた。

✳︎私のお弁当

家族と同じものをつめただけなのだけど、出来上がったのをみたら、とっても優しい気持ちになった。

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自分自身が食べる、食べ物を丁寧に用意してみたら、それで、とても幸せな気持ちになった。

ちゃんと食べること、頭では理解しているつもりだったけれど、おろそかにしていたし気にもとめずにいた。でも、声をかけてもらったら、そのことに、気がついたんだな。

✳︎娘のお弁当

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思うのだけど、人間は、きっと、どんなに大きくなったとしても、やっぱり小さな子どものように、いつまでも、誰かに目をかけてもらったり、優しく声をかけてもらったり、褒めてもらったり、たしなめてもらったり、あたたかく接してもらえると、嬉しいものなんだろうな。

仮に、いまもし、自分はひとりきりだなぁと思うようなことがあったとしたら、それは悲しいことだけれど、それでも、なんとか、自分で自分に優しくすることができれば、それは、ごはんを作ったり、お風呂につかったりして、自分の体に手をかけることだけど、そうすれば、少しだけかもしれないけれど、きっと、幸せな気持ちになれるだろうなと、そう思った。

でもやっぱりなんらかの存在ありきだとは思うな。

実際にいてもいなくても、あってもなくても、例えば、夜と霧のフランクル(※)が想った奥さんの存在のように。それは、自分自身が見つけようとすれば見つかるものなのかもしれないし、向こうから見つけ出してくれることもあるかもしれないのだけど。

ちゃんとごはんを食べて元気でいなくちゃ、と声をかけてくれた友人に感謝して、、、

おやすみなさい✳︎ 

 

※夜と霧•••ヴィクトール・E・フランクルの著書。みすず書房。新版と旧版があって、それぞれ訳者が違う、資料や解説が異なる。霜山徳爾訳の旧版が私は好き。ISBN4-622-00601-4